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政治

「日本ファーストの会」ネーミングの怪。大阪維新の会・日本維新の会の二番煎じか

東京都の小池百合子知事の側近、若狭勝衆院議員が8月7日、政治団体「日本ファーストの会」を
設立し立ち上げたことを発表。
⇒  小池氏側近の若狭氏、「日本ファーストの会」設立 (2017/8/7日経夕刊)

東京都議選での「都民ファーストの会」の成功を受けて、国政レベルをにらんでの政党設立が、
既定の路線とされていましたが、その政党名をどうするか、多くの国民?は、少なからず関心を
持っていたと思います。

そして、出てきた名前が「日本ファーストの会」。

ガッカリだぜ! というよりも、正直、ガックリだぜ! という感覚の方が強い!

元々、東京都ではどうなのか知りませんが、若狭議員自身、どういう人物か、国民にはよく知ら
れていない感じ。
その人が、突然、記者会見でぶち上げた・・・。
適任なのか、彼しかいないのか分かりませんが・・・。

早速
なぜ「日本ファースト」? 存在する団体と重複  なぜ「国民」ではないの? 既に存在、混乱の恐れ回避
と、そのネーミングをいぶかる意見が・・・。

まず、都民ではなく「国民」と一般的に考えられるのですが、そうならなかった、できなかった
理由が、先に「国民ファーストの会」という団体を届け出ていた人がいたためとか。

そもそも、「国民ファースト」とするのも、どうかと思うよ、という感じだったので、むしろで
きなくて、しなくてよかった!
国民を代表しての政党、という感覚は、少しばかり思い上がりの感覚があるし・・・。

で、「日本ファースト(の会)」。
これは、国民ファーストよりももっと悪い。
最悪に近い。
特に国際社会、グローバル社会において、相当にまずい!
既に多くの人が感じているように、トランプの「アメリカファースト」とその保守主義を彷彿と
させるもの。
そしてその保守主義は、覇権主義の匂いも併せ持つ・・・。
保守とは言いながら、帝国主義的なニュアンスをも隠し持つ・・・。
(ちょっと大袈裟ですが・・・)

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もう一つ。
地域政党から国政政党への拡張・拡大を図った「大阪維新の会」⇒「日本維新の会」をトレース
した感じがもろ!
その本質が保守。
「都民ファーストの会」⇒「日本ファーストの会」。
同類の感じ・感覚ではないですか?

しかし、このネーミング、本当に小池都知事も納得したのか?
そこが疑問です。
ほとんどの人が、「?」と首を傾げるに違いない名称を付けた。
「?」と感じるだろうということが想像、想定、イメージできなかったのか、しなかったのか?
まったく、奇怪かつ、お粗末なお話。
イマジネーション不足・・・。
独断・偏向政治。
どこかの政党と似ている・・・。

それこそ国民の期待が、一気にしぼんでしまうかもしれない、アホな意思決定。
政治家とやらの感覚、どこかズレているんです。
困ったもんだ。
先行きが怪しくなり、雲行きもわからなくなってしまう・・・。

まあ、名前よりも実績なんですが、まだスタートラインに立っていない段階でのミスは、取り戻
すことは難しいですぞ。
そもそも新党を設立するということを軽々しく考えているのではないか・・・。

政治こそ、政策を含めて長期構想を前提として取り組むべきこと。
初めに政党名ありきではなく、初めに(もちろん選挙対策をにらんだ短期も含みますが)、中長
期の政党戦略と中長期政策構想ありきの話。
ブレーンもロクに組織化できていない段階での早とちり、前のめりは、政治家の資質を大きく欠
くとされて致し方ないですぞ・・・。
ゆえに、正式な政党名の決定にあたっては、熟慮・熟考されることを望みたいですね。

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まあ、内閣改造を終え、すこしばかり支持率を回復してちょっと一息つきかけた安倍内閣。
今回の政治団体と塾設立で、政局に、ちいさな石を投じたことは間違いない。
その当たりは、今日の以下の日経に。
「日本ファーストの会、非自民の受け皿めざす  小池都知事「改革の志共有」」 (2017/8/8日経)

どちらの政党であっても「国民ファースト」であり「住民ファースト」の視点は絶対なのです。

最近、政治づいているこのブログ。
最近の投稿です。
蓮舫に薦める民進党離党と今後の身の振り方:小池都知事・野田聖子グループ化と師事を (2017/7/31)
第3次安倍第3次改造内閣、野田聖子総務相入閣の残念と当初「ポスト未定」の怪 (2017/8/3)
内閣改造は「結果非本位の非仕事人内閣」だった前内閣の任命責任を取った結果!? (2017/8/4)

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