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地方・観光

ふるさと納税は富裕層ほど豊かに。格差・不公平を隠さない、ふるさと狂騒曲第1楽章「ふるさと納税」編(変?)

 

これまで、「ふるさと納税」について、数回取り上げてきました。

⇒ ふるさと納税、特典に人気!3つの満足感で増えるリピーター
⇒ ふるさと納税を、自治体の地方創世・農業・観光統合戦略推進ソフトに
⇒ ふるさと納税人気上昇、寄付金ランキングにも注目!:サポートシステムも拡充

6月には「ふるさと納税」本も購入して、利用準備に入ったのですが・・・
ざっと目を通して即判断!

高所得多額納税者には、こんなことがあっていいのか!
というもの凄い利点がある、使わなければバカみたい!
というような内容!

現状の私は、恥ずかしながら法人の累損を一掃するために、収入が少ない状況
なので、実質的に利用するメリットがなかったため、読んどく、どまり・・・。

購入した本の著者は「金森重樹氏」で、執筆その他の収入でかなりの高額納税者。
実践事例満載のこの本、当然売れてますが・・・。

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ところで先日7月29日、日経の1面の「税金考」という特集シリーズで
<過熱ふるさと納税>と題し
その金森さんと活用事例を紹介してたんです。

その記事と同日掲載の関連記事を転載します。

-----------------------------

 東京・港区に住む金森重樹さんの自宅の冷蔵庫は全国の特産品でいっぱい。
 紋別の毛ガニから丹波の黒豆まで。食材が毎日全国から届く。

 「食費はただ。毎日の食卓は外食よりぜいたく」。
 こう語る金森さんが使うのはふるさと納税だ。
 例えば、自治体に10万円寄付すると2千円の手数料を除いた9万8000円を
本来払うべき税額から減らせる。自治体から送られる返礼分はまるまる得。

   ふるさと納税が今、過熱気味だ。
 北海道上士幌町は20万円の寄付に「羊牧場の仔羊」1頭を届ける返礼を出
しネット上で評判を呼んだ。
2014年度の寄付額は町の個人住民税収の約4倍
にあたる10億円弱に。


全国の自治体では寄付を集めようと返礼品を豪華にする競争が続く。

 08年に始まったふるさと納税による寄付金額は6年間で合計1126億円。
 各地の自治体と納税者の新たな関係を育み地域の活性化を促した。
 その新たな息吹を地方の再生につなげられれば良いと思うがどうも様子が
おかしい。

 寄付はもともと公益のために私財を投じる行為。
 寄付金を所得から差し引く「寄付金税制」を使えば税負担は軽くなるが
寄付したお金と合計すると結局は手取り収入は減る(はず)。

 だが、ふるさと納税でざっと200カ所に約300万円を寄付する金森さんの
場合、返礼分を入れると手取り収入が実質的に増える。納税すると財布が
豊か
になる奇妙な仕組み

 ふるさと納税の過熱は新たな段階に入りつつある。

 「とられてばかりじゃダメだ」。
 愛知県小牧市の山下市長は6月、ふるさと納税で他の自治体に税収が奪わ
れないよう異例の取り組みを指示。
小牧市民が小牧市にふるさと納税をして
くれるよう返礼メニューを作った。
1万円を寄付した市民は小牧市内で使え
る3000円分の商品券がもらえる。

 実は市民から寄付を受けると返礼品を送っても市財政は潤う。
 寄付に応じて減る税収分は、国の所得税、愛知県の県民税と小牧市の市税
で分担するためだ

 1万円の寄付に伴う市税の減収分は3840円。
 寄付収入の1万円から市税の減少分と3000円の返礼代、1000円の郵送料
を引くと、2160円の黒字だ。

 国からの仕送りである地方交付税交付金を受け取る自治体の場合、黒字は
さらに膨らむ
地方交付税法は税収が減ると交付金で国が補填する仕組みを
もうけているため。

 「市民が1万円寄付すると、交付金の支給額が7500円増えることになる」
 山口県のある市長は昨年末、市に寄付するよう職員に指示を出した
 補填の原資は国民が納めた税金。たこが足を食うような話だ

 約1億2600万人の日本の人口はこれから半世紀でざっと4000万人減る。
 厳しい時代を乗り切るためには、ふるさと納税の熱気をテコに国から地方へ
の権限・税源の移譲や自治体の再々編に取り組む時期のように思えるが……。

干物
-----------------------------

 ふるさと納税は地方自治体に寄付をすると手数料の2千円を除く寄付額
すべてを税金から減らせる。
 さらに自治体から特産品などの返礼品がもらえ、その分が丸々、得に。
 寄付額は年収ごとに上限が設けられており、富裕層ほどふるさと納税の
減税効果は大きい。

 限度額は年収が300万円の人の場合、3万1000円。
 1千万円で18万8千円、3千万円で106万2千円、5千万円では209万2千円!

 自治体にとっても富裕層から寄付を受けられるかで寄付額の差が大きくなる
ため、競争は過激に!
 北海道当別町では100万円の寄付に「高級オーダー家具」を、鹿児島県鹿屋市
は「特産品1年分」を用意。
 100万円以上の寄付ができる年収3000万円以上の人はふるさと納税を利用す
れば、1年間の食費がただになる・・・。

 ふるさと納税が寄付の趣旨から逸脱しお得感を求める制度になってしまい、
段階的な見直しは避けられない。
 お金持ちの減税効果が極端に大きい仕組みも含め改善の余地がある。

牛肉
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やっぱりどう考えてもおかしいですよね!

でも、利用できるうちは利用した方がいいし、なにより全国の特産品・名産品
がずらりと揃っているので、楽しい・・・。
(見てるだけでは決して楽しくありませんが・・・。)

手っ取り早くチェックするには、この専門サイト
⇒ ふるさとチョイス http://www.furusato-tax.jp/

利用限度額は、家族構成などで多少違ってきますから、きとんと調べた方が
良いですね。
「ふるさと納税」について詳しく知るには、やはり上記のサイトでも可能で
こちらでチェックを

でもやっぱりおかしい!
他の自治体へふるさと納税を市民がすれば税収が減るので不公平、
変な税制、文句が出ないのも不思議、
と思っていたのですが、
こんな抜け道?があったのは知らなかった・・・。
結局、税金で穴埋めされているわけで、まさにタコが自分のアシを食べている状態。

その実際の恩恵は、ごく一握りの者だげが受けることができる・・・。
似たような話、もうひとつありますね。
次回、ふるさと狂騒曲第2楽章で・・・。

道の駅
-------------------
ふるさと納税本は、
2015年改訂版 100%得をするふるさと納税生活完全ガイド

 

 

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