羽田市場1

農林水産業

CSN地方創生ネットワーク、業務用ネット鮮魚販売「羽田市場」を開場!超速鮮魚®で差別化

2015/9/21付日経に
「CSN地方創生、卸通さず鮮魚販売 ネットで受発注」と題した
興味深い記事が掲載されました。

類似した事業モデルは、先行して、産直の形で種々あるかと思いますが、
羽田空港を拠点としているユニークさもあり、紹介したいと思います。
9月29日から全面開業ですが、サイトは開設され、一部業務は始まってい
ましたので、サイトからも引用させて頂きました。

羽田市場2
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鮮魚流通ベンチャーCSN地方創生ネットワークは2015年9月29日、
卸を通さない
鮮魚販売に乗り出す。
全国の産地と首都圏の小売り・飲食店が相対取引や競り取引で鮮魚を売買
するサイト「羽田市場」を立ち上げる。

産業技術総合研究所と組み、漁師と飲食店がインターネットで直接受発注
するシステムを開発。
羽田空港内に鮮魚の加工・出荷拠点を設け、朝水揚げされた鮮魚を当日中
に配達できるようにする。

前日夕方までに契約すると、翌日水揚げされた魚が午前中に空港内の
「鮮魚センター」に空輸される。
そこで加工するなどして東京や埼玉、千葉などの店舗に配送する仕組み。

漁師は必要量だけ捕獲すればよく安定した価格で出荷できる。
小売り・飲食店は当日捕れた新鮮な魚を提供できる上、漁師から得る情報で
魚の付加価値を高められる。

羽田市場4

既に漁師・漁協300件、小売り・飲食店1千店が登録。
1年後にはそれぞれ1千件と6千店まで増やしたい考えだ。
年間21億円の売り上げを目指す。
今後は海外の日本料理店向けの出荷も予定。

小売り・飲食店の登録料は無料だが、様々な取引に参加する場合は年3万円
を払い買参権を取得する必要がある。
漁師は販売価格の3割を手数料としてCSNに支払う。

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9月26日にプレオープンされたサイトを覗いてみました。

会員登録画面
は、こんな感じです

羽田市場6

買参権を持って取引する形態は、以下のように示されていました。
どれか、選択できるわけです。

羽田市場5

「オンラインセリ」に参加できるのが、「いいね!」です。

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「羽田市場」の売りは、「超速鮮魚Ⓡ」と商標登録したサービスブランディング。

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「超速鮮魚®」とは?

日本全国の漁師から“超速”で羽田空港に届けられる、
究極の鮮度を保った魚介類。
 羽田市場が運営する羽田空港貨物地区の鮮魚センターで仕分けを行い、
首都圏の飲食店にどこよりも早く、高い鮮度でその日のうちにお届け!

魚はほかの食べ物に比べて、鮮度による価値が大きく変わります。
超速鮮魚®は羽田空港直結の鮮魚センターに毎日集荷。
だからこそ、全国の漁場から最も早く首都圏にお届けすることが可能。

漁師が品質保証!

いつ、誰が、どこで、どうやって獲って、どのように鮮度管理をしているのか。
超速鮮魚®は獲った漁師の顔がすべて見えます。
羽田市場では、漁師ごとの水揚げ情報や彼らの生の声をお伝え。
飲食店の皆様は、鮮度はもちろんのこと、獲った漁師の情報を付加価値として
お客様に提供することができます。

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以上は、HPから拝借した内容です。
(画像もです。)
今日9月27日のプレオープンレベルの注文画面は、こんな感じです。
サンプル、イメージとして掲載しました。

<魚種から選択する方式>
羽田市場7


<産地から選択する方式>
羽田市場8

面白そうですね。

一般の消費者レベルが、産直の形で購入するシステム。
業者がネットで、仕入れするシステム。

いずれにしても、情報システム、鮮度管理を含む物流システムの基盤があって
直接漁業に関わる人々の効率的で、付加価値を高めるビジネスモデルが構築・
運営されるわけです。

そのプロセスが、「見える化」されるんですね。

このサイトが、大賑わいする状況になれば、またチェックしてみたいと思いま
す。
楽しみです!

羽田市場3

 

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