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健康・医療

「まごわやさしい」子育てママの食生活に「いいね!」:『マーケティングの嘘』で知るリア充暮らし(1)

マーケティングの嘘: 団塊シニアと子育てママの真実
辻中俊樹・櫻井光行著:新潮新書・2015/1/20刊)の内容をお借りして、
現代の暮らしとマーケティングを考えるシリーズを始めます。

第1回は、
<第1章 マーケティングが「偽物の消費者」を作り出す>から

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 1.子育てミセスの食生活は「ひどい」のか?
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先日、とある食に詳しいと称する女性のマーケターが、30代の子育て
ミセスの食生活について、「そりゃあひどいものですよ」とおっしゃって
いた。
 彼女たちは料理スキルが低いため、食事はインスタント食品yあ買って
きた惣菜ばかり。
 作ったとしても栄養バランスの悪い手抜き料理がせいぜい・・・・等々。

 このようなイメージに、違和感を持たない方々も多いだろう。
 実際、乳幼児の世話には時間も拘束されるし、「仕事よりも大変だ」
と感じているワーキングマザーは多い。
(略)

 確かに、若いママたちは時短」「簡便」「手抜き」の方向で、食事を
用意している。
 だが、その結果として作られる料理は、いわゆる「手抜き料理」とは
まったく異なるものだ。
 <生活日記調査>という手法で消費者の一日を追いかけ続けている者から
すれば、女性マーケターの発言は明らかに、「見てきたような嘘」なのだ。

 たとえば、子育てミセスの家庭では、時間に縛られた朝食シーンであって
も、ごまを入れたミニおむすびや煮物の残り物が食卓に出されている。

 「まごわやさしい」という標語をご存知だろうか。

 まめ、ごま、わかめ(海藻類全般)、やさい、さかな、しいたけ(キノコ
類全般)、いも の頭文字をとったもので。これらを食生活にきちんと取り
入れることの大切さをキャッチフレーズにしたようなものだ。

 この「まごわやさしい」をちゃんと実践しているのは、40~50代の世代
よりも「ポストマタニティ」の30代のママたちの方である。

※ポストマタニティ:末子が2歳未満の状態

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ここで、「スキルも時間もない彼女たちにそんなことが可能なのか」と
思われるが、実は軽々それを行っているのが実態なのである。

 離乳食以降、幼児たちが食べやすいものの代表は、いも、かぼちゃ、豆だ。
 根菜類も利用しやすい。これらを煮物にして、ほとんど味をつけない状態
のものを子供に食べさせ、味をつけたものを自ら食べるようにしている。
 いもや豆、根菜類は、軟らかくて食べやすいという点で、母と子供のニー
ズが一致している。
 乳幼児が保育園で覚えてくる好きなメニューの代表は、ひじきを煮たもの
や切り干し大根なのである。

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 こうした「まごわやさしい」食品が健康に良いことは常識なので、それが
食卓で出されている理由は理解しやすい。
 ただし、「どうやってそれを実現しているか」のイメージはつかみにくい。
 「結局、インスタントや出来合いの総菜でごまかしているんじゃないの?」
 そう思うのも無理はないが、これが大間違いなのだ。

(私) 「ごまかしはやさしくない」のだ!?

「煮物は総菜やレトルトを買うのですか?」と尋ねると、ほぼ全員が「自分
で作ります」と断固として主張していた。
 「豆を煮るとかって大変でしょう。時間もかかるし・・・・」と言うと、キョト
ンとした顔をしている。
 
 豆を煮るなんて「時短」「簡便」に最も反することではないだろうか、とい
う私たちの先入観を打ち砕いてくれたのは、2歳児を抱えへフルタイムで働き、
夜勤もこなす看護師の女性の答だった。
 「お鍋に入れてタイマーをセットすれば、勝手にできますよ。」
 彼女の家のキッチンはIHヒーターだった。
 2時間かかろうが3時間かかろうが、セットをすればあとは勝手にやってくれ
る。だからまったく面倒ではないのである。
 逆に、調理時間が15分に過ぎなくても、その間つきっきりで複数の手を加え
プロセスが必要とされる料理は面倒なのだ。

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わたしのかみさんも、料理に使う食材の種類ができるだけ多く、と気を使っ
てくれています。
もちろん、好き嫌いなく、偏りがなく、ということにも・・・。

この「まごわやさしい」を知って、確認してみたら、私たちも当然のことな
がら実践派でした。

先日、ある喫茶店でかみさんが見ていた健康雑誌には、
まごたちわやさしい」と「た」と「ち」が入った記事が書かれていました。
「た」は卵。
「ち」は、 父ではなく、牛乳の「乳」。

卵は、コレステロール値を上げるので、食べすぎないようにしており、牛乳
は、低脂肪牛乳とプレーンヨーグルトを、毎朝食時に摂っています。

わが家の孫たちも、ママたちの「まごわやさしい」調理で、やさしい孫に
育ちますように!
頼もしく、健全・健康な子育てママ、ミセスと子どもたちに、乾杯!

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