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見えないユニー、ファミマ経営統合事業戦略:ファミマ、サークルK合併で何が変わる?:

昨日のユニーグループとファミリーマートの統合協議の続報が目立った今日の各紙。

一応本気度が示されているようですが
どうも、単なる足し算での規模の拡大が先にありきの感をより強く持っています。

合併による商品調達能力強化効果
と言いますが
基本は、商品開発力とサービス開発力、システム開発力が問われるのであり
単なる規模の拡大に拠る仕入力強化での原価低減では
ちょっとの規模での掛け算強化でしかありません。

私の家の近くに
時々覗いてみるサークルKとサンクス、2店舗あるのですが
2店舗とも
入り口突き当りのゴンドラのおにぎりや寿司、お弁当のゴンドラは
いつ行っても欠品だらけです。

そのサークルKは、2~3年前にオープンした頃は青果物を取り扱い
値打ち品もあって魅力があったのですが
それも初めだけで、鮮度管理は杜撰もズサン、
いつもあるとは限らず、行ってみてのお楽しみ、という感じで
その楽しみも裏切られることが多くなり、
とうとう青果物の扱いをほとんどやめてしまいました。

多分、青果には素人のオーナーさんが、市場に行って安く買えるものがあれば仕入れてきて
売り場で値決め、値付けし、陳列・・・。
枯れても、しおれても、見切りせず・・・。
社員に教えることもなく、社員が注意し、工夫するでもなく・・・。

ということは本部のスーパーバイザーも指導する力、ノウハウを持たなかった。

さくら並木に沿った良い立地なのですが
活かしきれていない・・・。

以前は時々散歩がてら寄り道してたのですが、最近ではほとんど行かなくなりました。

もう1店舗の家から直近にあるサンクス。
ここは青果物をまだ頑張って扱っています。
1分もかからないところに、超繁盛店の規模の小さいスーパーがあり
青果では勝てないのですが、なんとか安さを維持してやっている。
昨年の秋ごろまでは、月に1回折込チラシで、
鮮度の良い、黄身がポッコリの玉子1パック100円とおにぎり等の
セールを続けていたんですが、昨年終わり頃から頻度が少なくなり
やったり、やらなかったり・・・。

ここも上のサークルKと共通で
入り口突き当りのゴンドラのおにぎり、お寿司、お弁当類がいつもガラガラ。
今日、どうかなと立ち寄ったら相変わらずで、
他にもよく回転する商品の欠品が目立つこと、目立つこと・・・。
残念!

これではセブンとの日販の大きな違いが縮まるどころか開くばかり・・・。

こうした問題は
合併で簡単に解決できることではなく
合併と同時に改善に猛スピードで取り組みことができるようにしておかないと
差が広がっていくばかりです。

セブンイレブンには
「業革」と「単品管理」のDNAがしっかり根付き
加えて、顧客志向と商品開発業務プロセスとシステム思考の行動規範が
3次元的に構築されている。

今回のニュースは、本来、合併の方法、テクニックなどの協議は終え
統合実務に入る準備を済ませてから発表すべき。

その具体的な取り組みには
相当の投資、コストと綿密なスケジューリングが必要。

そしてそのための実務レベルでの緊密な意思疎通、コミュニケーション。
一体感のある、情熱を持っての行動が必須。

当然、顧客視点での営業戦略、マーケティング、商品開発、
そしてシステム開発の統合が絶対条件。

仮に統合がなったとして、
実際に統合した形で営業されるのはいつになるだろう・・・。

どうも
今回の話と交渉はのんびりした話のようで仕方ないですね。

5年越しの話がようやく結びつつある、ということ自体が
遅きに失した感がするのですが
多くの加盟店のオーナーと働く方々のためにも
死に物狂いで、両社経営トップと幹部は取り組まないといけませんね・・・。

コンビニの話だけになりましたが
昨日述べたように

私は、ユニーグループのアピタ、ピアーゴなど量販店・スーパー事業部門などの方が
もっと問題ではないかと思っています。

→ ファミマ、ユニー統合交渉と、ユニー、ファミマ統合協議の違い

その他にも専門店事業会社もあり
全体の戦略・政策自体、大きな問題を抱えているのですから
ファミリーマートの株価が
それを主にと感じて下げたのは、的を得ている言えるのですから・・・。

 

 

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