リハ1

介護

右大腿骨頸部骨折で現在リハビリ中の私、お薦めの「リハビリ治療と施設の基礎知識」

2016年6月2日、不覚にも、傾斜がある道をダッシュしたところ転倒。
20m程度なんとか歩いて自宅玄関にたどり着くも、激痛で動けず、希望の急性期病院
へ救急搬送を要請。
右大腿骨頸部骨折で即手術。
翌日から、この急性期病院で軽いリハビリ開始。
これにはびっくり!

リハビリ1

術後8週間、右下肢への荷重を禁止。
急性期病院から回復期病院への転院が必要ということで、希望転院先を、<地域包括
ケアシステム>を利用してお伝えし、6月20日に転院。
回復期病院でのリハビリの毎日で、術後8週間が経過し、下肢への荷重をかけるリハ
ビリ段階に・・・。

と、わたし自身の現在進行形状況。

タイミングよく、こうした事例にぴったり(でもないか?)の記事が、一昨日
2016/8/4付 日経夕刊に掲載されました。
「リハビリ施設、入念に選ぶ

開始時期・チーム体制・退院後想定 情報集め、相談室も利用を」
と題した記事。
とても参考になると思いましたので、以下紹介します。

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 脳卒中や脳のケガ、骨折で病院に運ばれたら――。
 無事に手術は終わっても、それだけで元の生活には戻れない。
 リハビリテーションによる機能回復がカギを握る。
 重い後遺症が残りそうな場合でもリハビリ次第で一定の回復が望めることも
 どんな医学的リハビリをどのタイミングで行うのがいいのだろう。
 回復期リハビリを中心にまとめた。

高齢者は、体が弱るため機能回復訓練が欠かせない
※これは記事掲載の画像です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 「起き上がることも、話すこともできなかった夫が、私の手のひらに指で『ありがと
う』と書いたんです。回復できるに違いないと思いました」と横浜市に住む女性(60歳)。夫(61歳)がくも膜下出血で倒れて大学病院で手術を受けたが、寝たきり状態になった一
昨年のことを振り返る。

 病院から「回復は難しい。療養型施設に行ってください」と言われた。
 諦めきれずに竹川病院の酒向正春・回復期リハビリテーションセンター長にセカンド
オピニオンを求めた。
 酒向氏は脳の画像を見て「回復の余地がある」と診断。
 3カ月のリハビリで、話したり、口から食べたりできるようになり、車椅子での移動
も可能に。倒れる前の状態には戻れていないが女性は満足げだ。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 急病や事故で病院に家族が運ばれると、まずは命が助かることを望む。
 だが、一命を取り留めても、意思が伝わらず、本人や家族がつらい思いをすることも。
 リハビリは運動機能や日常生活動作(ADL)、えん下機能などの回復だけが目的で
はない。
「コミュニケーション能力を回復し、感情を穏やかにコントロールできて初めて人間力
の回復ができる」と酒向氏。

<効果的にリハビリを受けるためのポイント>

 もっとも、回復期リハビリテーションが保険診療として制度化されたのは2000年
 提供態勢は必ずしも万全とはいえないが、少しでも、効果的にリハビリを受けるため
のポイントを整理してみよう。

◆第1はタイミング
 手術などの治療をした急性期の患者は安静に保つというのが長く「病院の常識」だった。
 今は患者を早くベッドから起こして動かすよう変わり始めている
 患者をあまり動かさず安静を長引かせると、筋肉など体の機能が衰える廃用症候群に
なりやすいという。

 病気の症状が安定した頃から始まるのが回復期リハビリ。
 診療報酬のきまりで、発症日から2カ月以内なら開始できる。
 ただ「集中治療室から一般病棟に移るなど、比較的早いタイミングで回復リハビリ
を始めるべきだ」と酒向氏。
 急性期病院で対応できないなら、回復期リハビリ病院への早期転院という手もある

まさに、手術翌日から理学療法士が来て、「リハビリ、始めます」と。
ええっ? という感じでしたが、確かに私は、怪我人ではあっても病人ではない!
と気持ちを切り替え・・・。

それから、急性期病院から回復期病院への転院も早く決め、本格的にリハビリに専念!
と切り替え。
希望転院先の資料を取り寄せてもらい、転院日の決定もお願いしました。

◆第2は、リハビリを支えるチーム医療のメンバーとその連携
 医師や看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護士、歯科衛生士、社会
福祉士らが患者情報を共有しているか。
 竹川病院の伊藤憲次看護部長は「必要ならば、互いの領域を手伝うのも珍しくない」
と話す。

転院した回復期病院は、それをウリ、特徴にしていることもあって、私の日常の病院
生活では、医師、看護師、理学療法士、看護助手(ヘルパー)の連係は取れているよう
です。
実際、理学療法士は、ヘルパーさんが担当するようなことも、リハビリの中に入って
いますね。リハビリ入院中の高齢者の日常的な歩行訓練やトイレ介助などに、看護師や
ヘルパーさんが付き添う姿を見るのは日常茶飯事です。

第3は、その病院が何をリハビリ訓練と考えているか
 保険診療のリハビリ訓練は最長1日3時間だが「残り21時間もリハビリと捉えたい」。
 患者が退院後にどんな生活をするか考え、日常生活をできるだけ再現するのが大事。
 例えば一日中パジャマで過ごすのではなく、朝は着替えて食堂で食事、自分でトイ
レに行き、昼間は趣味をして過ごすなどだ。
 家族は、日中も患者が活動的にしている病院かどうかをチェックした方がいい。

 チーム医療が力を発揮するためには「リハビリ専門の医師が患者をみて、しっかりと
リハビリ計画が立てられるかどうかがカギになる」(酒向氏)。
 病気だけでなく、患者の血圧や呼吸、精神面、排せつ、栄養、睡眠、皮膚、血糖値
など全身管理ができる医師が回復期リハビリテーション病院にいるかどうかを、急性
期病院の医療相談室などからも情報を得て確かめたい。

 多くの人が建物の立派さや自宅との距離で病院を決めてしまう。
 しかし、回復期リハビリの成否がその後の暮らしを決める。選択は慎重に。

-----------------------------

<手術直後から退院後まで継続>

急性期病院でも積極的にリハビリに取り組む動きが目立つ。
 手術直後から動くことが病状の回復を助けることや、安静に寝たままだと、高齢者
の筋萎縮や認知機能の低下が進むことが分かってきたからだ

 「2005年に7人だったリハビリスタッフが今は50人。あらゆる科の患者を支援する」
と話すのはNTT東日本関東病院リハビリテーション科部長の稲川利光氏。
「外科手術の前から体を動かして備え、直後からリハビリを始める」

 同病院は緩和ケア病棟でもリハビリを行う。
「末期がんでも寝たきりにせずリハビリをし、トイレに自分で行ったり、車椅子で
移動したりできるようにすると笑顔がよみがえる」

 急性期から生活期まで切れ目無いリハビリが必要。
 浜松市では、脳卒中患者を対象に、急性期病院と回復期リハビリ病院、在宅医の間で
患者情報が共有できる「連携パスポート」を発行、患者自身に持ち歩いてもらっている。
 転院や退院後も、継続的に症状に適したリハビリを続けられる。
「今後は他の病気でも情報の一元的管理を進めたい」(藤島一郎浜松市リハビリテーシ
ョン病院病院長)考え。

車椅子11

-----------------------------------

どの病院がリハビリ入院によいか、という情報は、なかなか得にくいと思います。
私の場合は、いくつかの候補のうち、やはり一般的な評判、口コミなど、かみさんの
持つ情報が一番の頼りでした。

それと、幸い(不幸にも?)一昨年12月に、同居する義母がやはり骨折し、入院・手
術と同じ救急病院。
その後、義母の希望する回復期病院へ転院し、そこでリハビリ後、サ高住に入居する
という一連の<地域包括ケア>に関わる経験をしていたことも助けになりました。
義母が利用した回復期病院では、かみさんが自分の診察・診断を受けた際の医師の態
度に非常な不快感・不安感を抱き、何があってもここは絶対に使わない、と決めていた
こともあります。

冒頭の画像は、済みません、わたし自身の脚です。
右と左の違い、歴然です。
左は、転院後相当鍛えましたので、ケガの前よりもかなり筋肉がついています。
それを割り引いても、骨折し、長く使っていない右脚の筋肉の落ちようは、悲しくな
るほどです。(トホホっ!)

何気なしに2本の脚で立って生活している日々では、脚の筋肉を使わないとどうなる
か想像などしませんが、スゴイものですね。
この年になって、初めて分かりました。(恥)

回復期病院のサービスなどは完璧ではなく、ミスも、注文付けるべきことも、ままあり、
折々に意見や希望を伝えていますが、利用できる医療制度には、本当にありがたいと感じ
ています。

加えてありがたいことに、個室を利用しており、ネット環境を用意して、こうしてブロ
グ投稿や仕事も入院生活の中に織り込んで、まずます快適?なリハビリ生活を送っていま
す。

右脚への荷重の度合いを、5㎏、10㎏、15㎏と少しずつ増やし、来週末までには、半荷
重と言って、自分の体重の半分くらいまで、両脚で立って、右脚に掛けるリハをやります。
それが順調にいけば、全荷重に向けて・・・。

心優しい、若い理学療法士さんが多く働く職場。
夜勤もこなさなければならない、看護師さん。
80歳代、90歳代で、毎日リハビリに励む高齢者の方々。

回復期病院での実体験、実生活。
外はこのところ35度程度の真夏のこの時期。
エアコンとリハビリのストレッチは、厳しい暑さとは無縁で、別空間での体験生活です。

しかし、院内では、懸命にリハビリに取り組む人々と支援する人々がいます。
回復期病院の役割、今後増すばかりです。

(ルポ風に、ちょっときれいに書き過ぎたか、と・・・)

リハ2

 

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