クルーズ4

地方・観光

クルーズ船発着や地方空港利用で優遇:訪日客増支援策拡大

観光をテーマに、8月22日から4日間連続で以下を紹介
社寺・街道・酒蔵・ロケ地・近代建築・エコ等7「テーマ別観光」支援:外国人訪日客のコト消費促す
農園リゾート、農業体験修学旅行&ツアー:農業観光サービス事業化の広がり
港版・道の駅は、「みなとオアシス」でなく「海の駅」がいい!:来年度100カ所に
日本IBM、訪日客の書き込み分析し自治体にフィードバック:観光客誘致に活用

そして、2016/8/25付日経から
「「訪日客4000万人」観光立国への課題」から
地域ブランド、人材育成、空港活用、訪日客用保険:「訪日客4000万人」観光立国への課題す。
とまとめたつもりだったのですが、その1週間前の日経で、以下の関連記事が
あったのを失念。
そのシリーズに加えて、つながりを確認しておくべきだったので、追加しました。
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2016/8/18付日経
「訪日客誘致、海も空も クルーズ発着枠や地方空港着陸料で優遇」

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 国土交通省は訪日客誘致へ海路と空路の拡大に乗り出す。
 クルーズ船を運航する企業が港湾の発着枠を優先予約できる制度を検討。
 地方空港に乗り入れる国際線の着陸料引き下げも拡充する。
 2020年に4000万人に増やす目標に向けて受け入れ体制を整える。

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<クルーズ船受入れ拡充策>

クルーズ船は訪日客の伸びをけん引している。
 7月の寄港数は前年同月の1.4倍となる92便で旅客数は20万人を超えた。
 訪日客の1割弱がクルーズ船を使っている

 国交省はクルーズ旅客を年500万人に増やす目標を掲げているが、一部の港で発着枠が
取りづらくなっている。
 このため税関や出入国管理などを備えた旅客ビルの拡張や免税店が入る商業施設などへ
の投資を条件に、運航会社が発着日を優先予約できるようにする

 現行の港湾法では運航会社が港を管理する自治体に発着の希望日を申請。
 自治体は原則、先着順に予約を受けつけている。
 早期に発着枠を確保できれば、運航会社は旅行商品をつくりやすくなる。
 港湾施設の充実で消費拡大も見込める。

 国交省は秋にも検討会を設ける。
 港湾法改正も視野に制度の詳細を詰め17年春の導入をめざす。
 クルーズ世界最大手の米カーニバル社と米ロイヤル・カリビアン社が投資に応じる意向
を国に伝えたもようだ。

クルーズデータ
※記事中の資料を転載させて頂きました。

<空港利用支援策>

 国交省は空路の拡大も進める。
 国管理の空港に国際旅客便を新規就航した場合、国と地方で航空会社の着陸料分の負担
をゼロにする制度を拡充する。
 17年度から優遇期間を1年から3年に延ばし対象を地方管理の空港に広げる。
 路線を増やし地方に訪日客を呼び込む。

 格安航空会社(LCC)が多用する仏エアバス社の中型機「A320」の場合、国管理空港
の着陸料は1回約8万円。
 航空会社にとっては年3000万円ほどの負担になる。
 16年度は鹿児島、熊本など11空港で着陸料軽減の措置が適用された。
 ただ地方空港に乗り入れても、すぐに撤退する例もある。
 定着には一定期間の優遇が必要と判断し制度を拡充する。
 観光庁の田村明比古長官は「LCCとクルーズ船で競争が起きている。LCCも伸びし
ろはある」と話す。

ap5

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<7月訪日客数、最多229万人>

日本政府観光局が8月17日発表した7月の訪日客数は前年同月比19.7%増の229万6500人
で単月として過去最高を記録した。
 1~7月の累計は1400万人を超え、2014年通年の実績を上回った。
 観光庁の田村明比古長官は「11月中には2000万人を超える」との見通しを示した。

 7月は最も訪日客が多い月。
 中国は27%増の約73万人で過去最高を更新。
 韓国も30%増の45万人で7月としては過去最高となり、好調だった。

クルーズ5

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訪日客の1割がクルーズ船利用、というのにはビックリ、ですね。
まさに、「コト」化を象徴しています。

クルーズ船が停泊し、訪日客がそこを起点にして様々なコトやモノを楽しむ。
港版・道の駅は、「みなとオアシス」でなく「海の駅」がいい!:来年度100カ所に
で書いたように、まさに「海の駅」です。
(決して、「みなとオアシス」という感覚ではない?)

空港利用の利便性を高めることについては、
地域ブランド、人材育成、空港活用、訪日客用保険:「訪日客4000万人」観光立国への課題す。
で紹介した、「セカンダリー空港」活用とも結び付けたいですね。

爆買いが縮小傾向になっても、訪日客数の趨勢にはさほど影響なく、順調に記録を
更新し、目標の上乗せや想定期間の前倒しなど、2020年に向けての勢いを持続して
いることが、こうした種々の政策・対策を一層積極化することに結びついているわけ
です。

ただ、インバウンドは嬉しい限りですが、それに比し、国内消費は厳しい現実があ
ります。すべて良しとはなかなかいかないのが、残念です。

ap11

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