米国議事堂

日記・随論

右傾化の保守と社会保障利権化の保守で「革新」が消える「核心」「確信」なき時代社会の不安

 

時と時代が好むと好まざるとを問わず、進んでいきます。
今日は4月30日。
もう、2015年の3分の一が終わってしまいます。

昨日(日本時間今日の未明)の安部首相の米国議会での演説内容の是非が
種々論じられています。
日米の蜜月時代は、情勢を変えて、内容を変えて、
再構築されつつあるかのように認識できます。
(内実は違うかもしれませんが・・・)

中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への欧州主要先進国の加入。
相変わらず、というか、一層というべきか
混乱と混沌と犠牲者が増す中東情勢、北部アフリカ情勢と
ISISを始めとするテロ過激組織・地域の拡大と残虐な行為・事件。

ネパールの大地震の被害と現地状況も、毎日報じられています。
否が応でも、東日本大震災と想像を絶する津波、福島原発事故を思い出させます。

そして
ASEAN諸国の神経を逆なでするかのように南沙諸島の埋め立てを進める国・・・。

こうしたグローバル社会における地政学的な状況・変化は
社会意識、人の感情として、
平和や平穏を実感することや
それらに対する持続への希求・期待感よりも
不安・リスクを増幅させる方向に働いている感じを強く持たせるように
なってしまうかのようです。

間違いなく歴史的に帝国主義の道を辿った過去を持つ国も
今、そして将来に向けて国家資本主義的覇権主義を推し進める国の動向を
見せられれば
それにどう対応するかという問いを突きつけられた時には
やはり<保守>的な考えと備えを意識せざるをえなくなる・・・。
「まずいな・・・」と思いつつも、否定できない・・・。

保守化を、ある意味扇動している逆効果?それとも効果?
を招いている・・・。
意識してか、無意識か・・・。
恐らく計算済みのはずで、承知でやっている、こちらは確信犯・・・。

原爆ドーム

戦争体験・被爆体験を持つ人々には
人一倍、不戦・非戦を主張する根拠がありますが
まったくそうした歴史や経験には関係がない世代には
却って、安保・防衛という言葉と想像上の実際に対する抵抗感がない。

恐ろしいことではあるが
直接体験を伝えることは、世代が離れれば離れるほど
歴史が過去に流れ過ぎてゆくほど、困難になっていく・・・。

被害を受けた側の思いは
種々の事情を背景にして、それと反比例して
時に何かの主張の道具・手段として増幅していくこともある。

これも一つの<保守>といえるでしょう・・・。

平和や平穏を維持し、守ることが
<革新>の大義名分や目的・手段ではない時代。

そういう時代にあっても
種々の問題や困難を改善、解決するために
変化、時に改革・革新は必要なはず。

しかし
現実を見据えれば
実は、民主主義が一応根付いているかのように見える国よりも
いっこうに根付かない国
民主主義自体、ない国・地域の方が地球上に多い・・・。
いや、民主主義そのものを否定する国・宗教・民族も多くある・・・。

これも<保守>の象徴の一種です。

一応平穏な国・社会では
社会保障費と財政赤字が増加をたどるばかり。
そこで既得権化した人々の自己保身と
その選挙票を得るための人気取り保身との
<保守合同>が路線化され
世代革新を掲げたい、将来に対する安心という確信を得たい層とは
相容れない関係を形成してしまう。

国家間のリスクなど無縁の次元での改善無しの保守社会化。

<保守>と<保守>
<保身>と<保身>
<自己正当化>と<排他>
が、ぶつかる所で果たして<革新>は生まれるか?
変化・改善・改革の芽生えは期待できるか?

日々の暮らし、生活とは一見無関係なところで
国際関係、外交問題が存在します。

大国・先進国の論理、価値観と
小国・新興国の現実的なニーズと優先順位
の違い、すれ違い、
しかり・・・。

日々何かが起きることで変化が起きているようだが
実際には、何も本質は変わっていない時代と社会・・・。

家族親子

その中で
年齢を加えるごとに、何かを変化させ、何かを生み出し
何か新たなものを生み出していく・・・。

<革新>ではなくても
<核心>をとらえて
<確信>を持つことができるモノ、コトを・・・。

個人が、それぞれ・・・。
それぞれの世代ごとに、
それぞれの社会ごとに・・・。

保守と変化・革新のこころと行動、双方を表現し、実行できる
それぞれの世代・社会であることと
それぞれの世代・社会のリーダーが現れることを
願いつつ・・・。

 

 

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